トゥザグローリー惨敗中山記念に想うこと

中山記念G2.単勝1.9倍、圧倒的な人気に支持された

トゥザグローリーが11頭立の10着に惨敗した。

 

レースは大方の予想通りシルポートの逃げで展開したが

行くだけ行く、所謂 大逃げとなり

4角では、まんまとやられた・・・ 半ば諦めたところへ

直線最内から1頭ものすごい脚で伸びる馬がいる

 

フェデラリスト

しかし流石に届かないだろう2着だな

まあいいか・・・ 思ったのもつかの間

みるみる差を詰め、ゴール前差し切った。

 

やっぱコイツは強え

昨年11月の東京ウェルカムプレミアムで

能力のケタがひとつ違うとマークしたけど

中山金杯G3.は◎アドマイヤコスモス(故障)で失敗

今度こそ、と狙った甲斐があった。

 

中山記念 フェデラリスト的中馬券 

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◎ 3.フェデラリスト
△ 7.ダイワファルコン

フェデラリスト 単勝複勝本線

ダイワファルコン 馬連 ワイド

ダイワファルコンは9着も

馬券を上手く買えたため結果はオーライ。

 

フェデラリストを追っていたから

トゥザグローリーは3角過ぎまで視界に入れていたが

直線はフェデラリストが届くのか? しか目に入らなかった。

 

しかし実況が ”トゥザグローリー” と悲痛にも似た声を

耳にした時、やっぱダメだったか・・・ と理解した。

テレビのレース回顧を観て初めて惨敗の程を知り

ある程度、自信を持って消したけど

ここまで負けるか・・・ 少し考え込んだ。

 

知られていることだが

トゥザグローリーは、かなり乗り難しい馬

単純な掛かりクセとかいうものではなく

折り合える時は普通に折り合える。

そうでないと、G2.京都記念 日経賞 日経新春杯

有馬記念2年連続3着という実績は不合理。

 

中山記念1800mへの距離短縮をプラス視

掛かりクセが出難い、とする向きもあったが

それは普通に考えて行き過ぎた評価と感じた。

もし、掛かりクセが成績や競走能力にも影響する程

問題があるのなら、明け5歳まで2000m超は使わず

4歳時にマイルへ路線変更しているはずで

マイル(1600m)2戦、1800mは1戦のみ

距離短縮がプラス材料になるはずもない。

 

そして道悪(重馬場)

前走、日経新春杯は542k、超に入る大型

この馬体重で道悪を苦にしないことは考え難く

万一問題なければ、オルフェーヴル級の能力とみる。

 

最後に脚質

基本的にスローペースの上り勝負を得意としていて

シルポートの出走で、スローの上り勝負はほぼ無い。

近走は折り合い後方で脚を溜める競馬のため

近走の位置取りでは届き難い。

 

これらの材料でトゥザグローリーは消したけど

負けを知った時、ほとんど高揚感はなく

” してやったり ” も感じなかった。

トゥザグローリー敗因の多くは上述だと思うが

なんというか、それが嵌り過ぎて大負けしたわけで・・・

そこまで負けると、残念さが先に立つ。

 

ドバイは頑張ってもらいたいし

今日、消した分も含めて応援したい。

 

 

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おまけ

京都記念 トレイルブレイザー 1着